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快適に寝てもらう大切なポイント

静かにお休みになられている方を見たら安心……はご注意ください
ご家族が認知症、脳血管疾患(脳卒中)、骨折・転倒などで介護が必要になってしまったとき
大切なご家族のためご自宅での介護の参考に

静かにお休みになられている方を見たら安心しますね
「このまま起こさないでズーっと寝かせておこう!」
「用事がかたずくまで待っていてね、静かに寝ていてね!」
でもご注意です!!かえって後々大変なことになります

ご自身で身体を動かすことができず、寝返りをうてない方、楽な姿勢で快適に毎日を過ごしていただきたい
健康な方は、寝ている間に何回も寝返りを打ちます。一晩で10〜30回と言われています。圧のかかる部位を変えるために、寝返りは睡眠時の重要な動きだそうです。寝返りは体温を調節したり、熱や水分の発散を調節するといったはたらきもあるそうです

長時間同じ姿勢で寝ていると身体に悪影響が起こります
苦痛を伴い身体がこわばったり、関節が拘縮し、曲げ伸ばしが困難にるそうです
血液・リンパの流れが悪くなり、血流障害やむくみの原因にもなるそうです
持続的に圧がかかり続けると、皮膚が壊死し、じょくそうになるといわれています。一般的には床ずれと言われていますが骨が突出しているところや皮膚が薄いところが、ただれたり傷ができてしまいます

また長時間仰臥位のみで寝ている場合には、
胸の動きも制限され、横隔膜は動きにくく、呼吸が浅くなり呼吸機能の低下や、唾液や逆流物を気道に誤嚥しやすくなるそうです

そのためにも快適な姿勢をサポートしてあげることが非常に大切です